自民、議席奪還へ懸命…衆院選島根1区、対決の構図 |
自民、議席奪還へ懸命…衆院選島根1区、対決の構図
読売新聞オンライン配信より
自民、議席奪還へ懸命…衆院選島根1区、対決の構図(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース 配信より
衆院選(2月8日投開票)は、27日の公示まで2日に迫った。
自民党と日本維新の会による連立政権の発足や、立憲民主党と公明党による新党「中道改革連合」の結成で島根県政界も揺れる中、島根1、2区にはそれぞれ4人が立候補する予定だ。
異例の「真冬の総選挙」で両選挙区の戦いの構図を紹介する。
「今は右に寄りすぎている。真ん中の層を分厚くしなければならない」。松江市で18日にあった「立憲しまね政治スクール」で講師を務めた中道改革前議員の亀井亜紀子氏(60)は、参加者約15人を前に力を込めた。
立民公認で戦った2024年の衆院補欠選挙と衆院選は、「政治とカネ」を巡る自民への批判を追い風に連勝。しかし今回、内閣支持率が高い一方、立民支持率は低迷したままで、陣営は厳しい戦いを予想する。
ミニ集会で対話を積み重ねており、幅広い生活者層の掘り起こしを狙う。公明とは「良好な関係を築けている」(陣営幹部)が、安全保障関連法を合憲と位置づけるなど、新党の基本政策に旧来の立民支持層から戸惑う声も漏れるという。
「日本を強く豊かにするため、高市総裁とともに歩む」。JR松江駅近くの交差点付近で20日夕方、自民党元議員の高階恵美子氏(62)は寒さに手をかじかませながらマイクを握った。
衆院補選以降、野党に1区の議席を奪われたままの自民にとって、その奪還は至上命令だ。高階氏は前回選で逆風にさらされ、今も自民支持率は上向かないが、この間、細やかに地域を歩いて浸透を図った。
内閣支持率が高い現状を好機と捉え、選挙カーやチラシに高市首相の写真を掲載するなど「高市カラー」を前面に打ち出し、無党派層の囲い込みを狙う。
陣営幹部は「今回は政権信任選挙。『高階氏対亀井氏』とともに『高市政権対亀井氏』だ」と強調した。
衆院解散の23日朝、共産党新人の村穂江利子氏(57)は雪が積もる松江市の歩道で通行車両に手を振り、「国民不在の政治を変えていく」と訴えた。
初の国政挑戦となった前回選は、政権批判票の受け皿になりきれず、亀井、高階両氏の得票に遠く及ばなかった。その後、週3、4回の街頭演説などで原発ゼロや消費税の減税などを掲げてきた。
党県委員会の上代善雄委員長は、新党結成などの政治状況に触れ「『暮らしを守って』と願う有権者に共産党の政策の一貫性が伝われば票の獲得が期待できる」と話す。
参政党新人の伊藤礼司氏(42)は18日、松江市のくにびき大橋付近で街頭演説し、「中小企業の経営にとって消費税はものすごい負担で、そうした税制を直すのが第一歩だ」と訴えた。
陣営幹部は「内閣支持率と自民支持率に隔たりがある中、保守層の浮動票を狙いたい」と話した。
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