母親「子育てきつい」と漏らす |
02月15日 21時36分、山口 NEWS WEB 配信より
生後2か月の長女の頭に暴行を加えたとして逮捕された母親は長女と暮らし始めたわずか3日後に、「子育てがきつい」と話していたことが分かりました。
これは逮捕された山口市の無職、安部玲伽容疑者(24)が、長女の莉結愛ちゃんと暮らしていた「シェルター」と呼ばれる施設の責任者が明らかにしました。
それによりますと、安部容疑者は莉結愛ちゃんの一時保護が解除され一緒に暮らし始めてから3日後の2月1日、施設の職員に「ミルクを飲まない。もう知らない」と話したということです。
施設の職員が「子育てはきついのか」と尋ねたところ、安部容疑者は「もうきつい」と答えたということです。
施設は、莉結愛ちゃんの保護を求めることも検討しましたが翌日になって安部容疑者が「やはり一緒にいたい」と話したため、児童相談所などには報告しなかったということです。
また、安部容疑者は去年12月の出産直後、ノートに「産まれたあなたを見たらちょっと幸せで涙が出ました」と書いていたということです。
安部容疑者は一時保護の解除からわずか数日で育児に関わる悩みを言葉にしていましたが、施設の責任者は「この日の出来事についてきちんと気づくことが出来ず残念でならない」と話しています。
【児童相談所 母親との面会は2回】
今回の事件で死亡した女の子を一時保護した児童相談所は、去年10月に柳井市から連絡を受け、対応にあたってきましたが、安部容疑者と実際に面会したのは2回で、柳井市からの報告に基づいて対応していました。
中央児童相談所の山根正昭所長は15日午後記者会見を開き、安部容疑者と面会した際の様子を説明しました。
それによりますと、莉結愛ちゃんが産まれて5日後の去年12月18日に面会し、この際、安部容疑者は一時保護の同意書に「母親」としっかり書いていたといいます。
次の面会は一時保護を解除した先月29日で、1月上旬に行われた柳井市と安部容疑者による面会に立ち会わなかったことについては「日程の調整がつかなかった」と説明しています。
安部容疑者が養育の意思を示したことやシェルターであれば子どもを養育できるとして、保護の解除を決めたということですが、児童相談所が直接面会したのはこの2回だけで、先月末にはシェルターの職員と連絡を取り、特に問題ないことを電話で確認したということです。
中央児童相談所の山根正昭所長は「各機関が可能な限りの対応をした。母親に粗暴な行動などはなく、暴行の可能性を認識していなかった」と話し、対応に問題はなかったとの認識を示しました。
【柳井市「寄り添って対応した」】
安部容疑者と最初に窓口で対応した柳井市は「母親の気持ちにしっかり寄り添い、児童相談所など関係機関と協力しながらやってきた」と市の対応に問題は無かったとの認識を示しました。
柳井市は児童相談所などと合同で開いた記者会見で、これまでの経緯を説明しました。
それによりますと、安部容疑者は去年9月11日に柳井市の保健センターを1人で訪れ、妊娠の届け出をしたということです。
この際、保健師に対し仕事をしていないことや「行く場所が無い」などと話したため、翌日からはシェルターで過ごすことになりました。
市では月に1度、安部容疑者と面会し、その際「子どもに愛情がわかない」と話し養育しない意思を示したことから安部容疑者と児童相談所と3者で話し合った上で、12月の莉結愛ちゃんの出産後、一時的に保護したということです。
その後、1月10日に親子が面会した際には、安部容疑者が「子どもの顔を見たら育てたくなった」などと育児の意思を示したため、児童相談所に保護の解除を依頼したということです。
判断の理由について柳井市は母親の意思に加え、シェルターで子どもを養育できることが確認できたためと説明しています。
柳井市社会福祉課の廣田成毅課長は「保健師と社会福祉課の担当職員は当初から母親の気持ちにしっかりと寄り添い対応していた。関係機関とも協力しながらやってた」と市の対応に問題はなかったとの認識を示しました。
私のコメント : 平成31年2月17日、今回の事件で死亡した女の子を一時保護した児童相談所は、去年10月に柳井市から連絡を受け、対応にあたってきましたが、安部容疑者と実際に面会したのは2回で、柳井市からの報告に基づいて対応していました。
中央児童相談所 山根正昭所長は 平成31年2月15日 午後 記者会見を開き、安部容疑者と面会した際の様子を説明しました。安部容疑者は去年9月11日に柳井市の保健センターを1人で訪れ、妊娠の届け出をしたということです。この際、保健師に対し仕事をしていないことや「行く場所が無い」などと話したため、翌日からはシェルターで過ごすことになりました。柳井市は、月に1度、安部容疑者と面会し、その際「子どもに愛情がわかない」と話し養育しない意思を示したことから安部容疑者と児童相談所と3者で話し合った上で、12月の莉結愛ちゃんの出産後、一時的に保護したということです。 柳井市 社会福祉課の廣田成毅課長は「保健師と社会福祉課の担当職員は当初から母親の気持ちにしっかりと寄り添い対応していた。関係機関とも協力しながらやってた」と柳井市の対応に問題はなかったとの認識を示しました。
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高校再編計画
徳山2分校、募集停止 県教委が素案 /山口
会員限定有料記事 毎日新聞2018年10月10日 地方版 配信より
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県教委は9日、徳山高校(周南市)の徳山北、鹿野両分校や、定時制6高の募集停止を盛り込んだ次期高校再編整備計画(2019~22年度)素案をまとめた。既に19年度の募集定員を公表しているため、実施は早くとも20年度以降となる。 9日の県議会文教警察委員会で報告した。県教委によると、5月1日時点の両分校の生徒数(1~3年生)…