日産 経営体制を検証へ 第三者委の初会合 |
日産 経営体制を検証へ 第三者委の初会合
2019年1月20日 18時52分、NHK NEWS WEB 配信より
日産自動車は20日、第三者の専門家を交えた委員会の初会合を開き、カルロス・ゴーン前会長の不正に対してチェック機能が働かなかった経営体制をどう改めるべきか検証を始めました。
関係者によりますと、日産が新たに設けた第三者の専門家を交えた委員会は20日、夕方から初めての会合を開きました。
この中ではゴーン前会長が役員全員の報酬を1人で決めていたり、不透明な経費の支出を行っていたりした不正行為などこれまでの内部調査の結果を説明したとみられます。
この委員会は、ゴーン前会長に権限が集中し、不正に対してチェック機能が働かなかった経営体制をどう改めるべきか検証するため、先月の取締役会で設置が決められました。
委員会では、ことし3月末までに提言を取りまとめるとしています。そのうえで、日産はことし6月の株主総会での承認を念頭に、ゴーン前会長の後任人事などで新しい経営体制に移行する方針です。